2008/4/25
活動を再開するための大きな障壁がなくなりました。録音に使えそうなピアノを見つけたんです。早速テスト録音をしてきました。もうだいぶ長いこと休んでいるので目新しい演奏データはないのですが、原点回帰の意味から最初の録音であるChopin-Godowskyの最新Editの数曲を試しました。
それとFeinberg編曲のチャイコ悲愴スケルツォ(ベルマンの爆裂演奏の例のアレ)、ALKANのOp.Op.24[1][2](エール・ド・バレエのロック魂が妙にそそられる)。時間の関係で午前中の3時間だけしか試用できず、どれもきっちりとした出来ではありませんが、ピアノの音色を確認するためには充分な手ごたえを得ました。
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現時点ではYAMAHA以外をを使う選択肢は現実的ではありません。(PianoDisk付きのS社フルコンを使わせてくれたら・・・・と望んでいてもねえ) テストしたのはYAMAHA
CF-III(フルコン)のプレーヤ付き、自動演奏のコントロールユニットは旧式ですが馴染み深いタイプ。反応がメチャクチャ悪くて一瞬あせりましたが、本体に組み込まれているメインテナンスモードを実施したらチャンと動作したので一安心。要するにお手入れしていない、ということね(調律は綺麗にできていました)。今回のテストでは弱音(p、pp)の連続時のひどいバラツキを思い知らされました。ピアニストなら何でもないような左手パートが、同時発音にならずアルペッジョっぽくなるという悪い癖です。MIDI信号はシリアル(一つずつ順番に)で流れていて、さらに弱音は打鍵速度が「遅い」という考え方なので、「ポン」ではなく「ポポン」となっちゃうのですね。何とか対処方法を考えなければいけません。Chopin-Godowskyはずいぶん前に全曲を録音すると言っておきながら手を付けませんでしたが、今回は全曲録音を行います。それ以外にも候補はあります。さて、本番の録音日を予約してきました。2009年1月29日と30日の二日間です。それまで今日の意欲が衰えないように皆さん、お祈りください。録音当日は400人程度のホール+フルコンという今までにない条件で、今まで通り非公開の予定です。
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2006/09/10
マルク・アンドレ=アムランがショパンのコンチェルトを弾くというので、オーチャードホールに行った。が「行った」だけで終わった。事前に調べておかなかったので、コンチェルトが第一部だとは知らず、東京フィルの728回定期演奏会の開演に5分遅れた。しかたなく「第二楽章からかあ・・」と思ったが、ホール入り口では『楽章ごとの入場はご遠慮いただいております』とニコニコ顔の男に言われ、一度は頼んだが結局首を縦にはふってくれず。蒸し暑い日曜日の午後3時、いつものように黒のスーツとネクタイで異星人が行き交う渋谷の町をオーチャードホールまで急ぎ、汗ばんだ手でチケットを持ち、ビリッと破いて入り口で捨てて、また来た道を帰った。S席7,500円、しかしホールのモニターで見る気はしなかった。
2005/01/04
3年近く放置していたサイトをすこし手直ししたついでに、CDのオンライン販売はやめることにした。聴きたい人はタワレコかHMVで注文してください。さて、以前に書いた「
フォルゼッツァ製作」だが完成のメドがたっているわけではない。思いついただけでワクワクしているだけだ。とりあえずは、アップライトピアノに内臓されたソレノイドのドライヴユニットを取り外してみた。
棚板上に取り付けられたユニットは88個のソレノイドによる「指」が出ており、バランスピンとキャプスタンボタンの間の鍵盤裏面を突き上げて、アクションを動作させて発音するように出来ている。この写真だと上方の、横長の緑のフェルトの下方に「黒い突起」と「白い突起」が前後交互に並んでいるのが見える。この「指」が鍵盤を下から突き上げるのだ。
鍵盤をすべて取り外すと、下図のようになる。
ドライヴユニット全体が見えるようになった。棚板上はたいていの場合ホコリだらけなので、今のうちに掃除をしておく。お客様宅に調律に行った際も鍵盤を外すついでがあれば、必ずここは掃除している。見えないところですけれどね。もちろん、あまり頻繁に鍵盤を取りはずのは賛成できないが。
ユニット上面の金属板を取り外すと、下図のようになる。
ずらっと並んだのがソレノイドだ。奥と手前に交互に並んでいるのはソレノイドのサイズのせいだ。コイル部分が大きく、鍵盤一本分の横幅に収まりきらないので、しかたなくこのような配置にしたのだろう。縦には伸ばせなかったのだろうが、そのせいで、打鍵位置が交互に前後する配置になっている。これはソフトウェア的に調整できるのであまり問題ではないだろう。
さらに寄って、下図はソレノイドの突き上げ「指」部分を抜いてみた。
手前に引き抜いたチクワ状の○がコイル部分で、その後ろに見える筒が中にスッポリと収まる。通電すると磁力で上に跳ね上がるが、先ほど外した金属板が上で蓋をしているのでストロークは約6ミリ程度。このストロークが完全に伸びきる前にアクションの働きは完了して打鍵していなければならない、筈だ。
さて、構造は分かったので次にこれをどうするかだ。実は構造を見て思いついたわけではなく、思いつきがあったから構造を見たくなったのだ。つまりこの次に「どうしたいか」はとっくに決まっている。これをひっくり返して鍵盤の上にかぶせれば
フォルザッツァになるんじゃないか?という思いつきだ。もちろんクリアーすべき項目は多いが結構イケルんじゃないかな。このページで進捗状況を記録していこうと思う。
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